2026.10.15

競合の検索広告の出稿状況を調べる方法|Google 公式 3 ツールの見える範囲と、増額か検索以外の接点かを決める手順を公式解説

競合の検索広告の出稿状況を調べる方法|Google 公式 3 ツールの見える範囲と、増額か検索以外の接点かを決める手順を公式解説

競合の検索広告の出稿状況は、Google 公式の 3 つのツールで、公開されている広告文と配信実績の期間・地域、同じ検索オークションでの重なり方まで確認できます。予算や出稿キーワードの一覧は、日本向けの通常の商業広告では公式ツールの項目に無く、見えた範囲を記録して「増額か、検索以外の接点か」を決めるのが実務の順番です。

この記事は、指定URLターゲティングを提供する Targety(ターゲティ、提供: Talenty合同会社)の公式解説です。広告の透明性センター・オークション分析・広告プレビューと診断で見える範囲と限界、調べた結果を検索の手前の接点づくりに使う考え方までを、導入 700 社超(提供元公表値、2026 年 8 月)の運用で見てきたことを交えて説明します。扱う範囲は検索広告の定点観測と増額の判断で、競合の広告文を自社の広告文へ反映する手順は後述の関連記事に委ねます。

競合の検索広告の出稿状況は、どのツールで調べるのか?

答え: Google が公式に用意している確認手段は 3 つで、誰でも使える「広告の透明性について」(広告の透明性センター)、Google 広告アカウントの中で使う「オークション分析」と「広告プレビューと診断」です。3 つは主な用途と確認条件が異なり、広告文は透明性センターとプレビューの両方で見られます。

調べたいこと 広告の透明性センター オークション分析 広告プレビューと診断
競合の広告文・画像 見える(公開された配信広告) 項目に無い 指定した語句で表示される場合に見える
配信実績の期間・地域 日付・対象地域で絞れる(ツールの表示範囲) 自社レポートで選んだ期間の範囲 確認した日時・条件での一時点
自社との重なり・掲載位置 項目に無い 検索キャンペーンは重複率・上部掲載率など 6 指標 1 回の検索結果の並びで見える
予算・入札単価・CV 項目に無い(日本向け通常広告) 項目に無い 項目に無い
使う条件 アカウント不要 自社の検索・ショッピング・P-MAX の掲載データ Google 広告アカウント

調べて分かるのは「競合が同じ検索語句に出している」という事実までで、その検索をする人が検索の前後にどこで情報を集めているかは、3 つのツールの項目にありません。Targety の指定URLターゲティングは、検索以外の接点で、競合サイトや比較サイトの URL に関心が近いと推定された層へ配信する手法です。検索の手前に接点を作るのは施策上の狙いで、検索の前後や検討段階を特定する機能ではありません。レポートは指定 URL 別・広告別・地域/性別/年齢別に見られ、最大 12 時間ごとに更新されます。

運用で見てきた失敗の一つが、競合のトップページだけを登録して反応が薄い、というものです。調査で見た競合広告のリンク先が料金ページや事例ページなら、その URL を候補に入れます。トップページしか分からない競合は、料金・事例ページや比較サイトのカテゴリページが見つかるまで優先度を下げます。

広告の透明性センターで、競合の広告文と配信期間はどう調べるのか?

答え: 広告主名またはウェブサイト名で検索し、日付と対象地域で絞ると、その広告主が過去の一定の期間に配信した広告を確認できます。Google 広告アカウントは不要で、ブラウザから誰でも使えます。

適格性確認を完了した広告主は正式名・商標名・所在地と「確認済み」バッジが表示されます。未確認の広告主は、支払いプロファイルの名前と所在地に「未確認」バッジが付きます。広告主名と広告料金を支払う事業者が異なる場合は支払人の名前も表示され、2025 年 6 月からは広告主が表示される支払人名を変更できます。

日本向けの通常の商業広告についてヘルプに記載があるのは、広告主の情報と配信された広告、日付・地域による絞り込みで、広告費や支出額の項目はありません。EEA(欧州経済領域)など特定の国・地域で配信された広告には、ターゲティングに関する情報、各広告が表示されたユーザー数、広告のテーマのラベルが追加で公開されます。政治広告・選挙広告は別の「政治広告の透明性レポート」で、より多くの情報が開かれています。

記録では「確認できた配信実績」と「競合が設定した配信条件」を分けます。見えるのは公開された広告と日付・地域で絞った配信実績で、配信スケジュール・休止期間・地域指定の全容ではありません。

広告の透明性センターは誰でも広告文と配信実績を調べられ、オークション分析は自社アカウント内で競合との重なりを検索キャンペーンなら 6 指標で読む。
図1: 透明性センターとオークション分析の比較。日本向けの通常の商業広告では、予算や出稿キーワードの一覧はどちらの項目にも無い

オークション分析で、自社との重なりはどう読むのか?

答え: 自社の検索キャンペーンのキーワード・広告グループ・キャンペーン単位で、同じオークションに参加した他の広告主の表示 URL と指標が並びます。相手の予算やキーワードではなく、「自社が出た検索で、どの競合がどれくらい一緒に出ていたか」を読む道具です。

検索キャンペーンの指標は 6 つで、インプレッション シェア、広告の重複率、優位表示シェア、上部掲載率、上部表示率、最上部表示率です。ショッピングキャンペーンでは、インプレッション シェア・広告の重複率・優位表示シェアの 3 つになります。P-MAX キャンペーンは、2021 年 11 月以降に検索ネットワークで配信された検索広告とショッピング広告の分析を、アカウント単位とキャンペーン単位で見られます。

インプレッション シェアが 10% 未満の場合は分析情報が表示されず、選んだ期間の掲載データ量が最低基準を満たしていないキーワードも対象外です。検索パートナーのデータは含まれません。

広告の重複率は、自社の広告が表示された全インプレッションのうち、その競合も同時に表示された割合です。上部掲載率は、自社とその競合が同時に表示されたインプレッションのうち、競合が自社より上に出た割合です。上部表示率は、広告が上部広告として表示された割合で、競合との位置関係は示しません。上部広告は通常、上位の自然検索結果より上に出ますが、検索語句によっては下に出る場合もあります。競合のインプレッション シェアは、レポート対象のオークションで、その競合が表示可能だった機会に対して表示された割合です。自社と競合では表示可能だった回数が一定の割合でしか重複しない場合があるため、競合自身のレポートとは対象範囲が異なり、値が一致しないことがあります。

仮の数字で読み方を確かめます(社内実績ではなく計算例です)。自社の表示 1,000 回のうち競合 B も出た回数が 600 回なら、B の重複率は 60% です。その 600 回のうち B が上だった回数が 450 回なら、上部掲載率は 75% になります。重複率 60%・上部掲載率 20% の競合 C は、よく重なるが位置では自社が上を取っている相手で、B とは対処が変わります。

公式ツールで見える範囲を確認したら、検索の手前に接点を足す手法の全体像を資料で確かめてください。 Targety サービス資料をダウンロード

広告プレビューと診断やキーワードプランナーは、何に使うのか?

広告プレビューと診断は、指定した検索語句の検索結果ページを、表示回数に加算せずに確認するツールです。キーワードプランナーの「競合性」は、入札している広告主の数を相対的に示す指標で、低・中・高の 3 段階で出ます。

広告プレビューと診断は Google 広告アカウントのツール「トラブルシューティング」メニューにあり、自社広告が表示されない理由の診断が主な用途です。プレビューは実際の検索結果ページの形で返されるため、同じ語句で出ている他社の見出しや説明文を見比べる補助にも使えます。ヘルプには、返される検索結果が時間の経過とともに変わることも書かれています。

競合の広告が出ないことは、競合が出稿していない根拠にはなりません。ヘルプは自社広告について、キャンペーンが 1 日の平均予算に達するとプレビューに表示されなくなることと、ツールにすべてのアクティビティが反映されない場合があることを説明しています。競合の広告も同じ検索結果ページで見るため、1 回の非表示を未出稿と読まず、検索語句・日時・地域を記録して別の日時に再確認します。画面の保存は確認時点の記録にはなりますが、後日も同じ結果が返る証跡にはなりません。

キーワードプランナーの競合性は、指定した地域と検索ネットワークのターゲット設定に基づき、個々のキーワードを Google で扱うすべてのキーワードと比較した値です。特定の競合が出しているかは分かりません。月間平均検索ボリュームは、指定した期間と地域でキーワードとその類似パターンが検索された平均回数で、指定条件の外にある語句や市場全体の上限を示す値ではありません。広告文への反映まで含めた手順は「【Web広告運用】競合他社を分析する方法|4つの手順とツール・広告文への反映」で説明しています。

調べた出稿状況は、どう記録して次の判断につなげるのか?

答え: 1 社・1 語句ごとに「観測した事実」「判断を保留すること」「自社で変えたこと」を分けて記録し、検索広告の見直しと、検索以外の接点を足す施策の 2 つに振り分けます。

表 2 は、競合 B を 1 社分、仮例で通した記録の形式です。数字は計算例で、確認日時は実務では日まで残します。

項目 記録(仮例)
検索語句・対象地域 「勤怠管理 比較」・東京都
確認日時 配信 2 週目の平日午前(日付・時刻を残す)
取得元 透明性センター/オークション分析(直近 30 日)/プレビュー
観測した事実 B の広告文は料金訴求、リンク先は料金ページ。重複率 60%・上部掲載率 75%。プレビューは 1 回目に非表示
判断を保留すること B の予算・配信スケジュール・休止期間。非表示が未出稿かどうか
自社で変えたこと 候補表に B の料金ページを追加。広告と遷移先は固定し、次の観察期間へ

この記録が候補 URL の採否を変えます。リンク先が料金ページなら「料金を比べている人が見るページ」と一文で書けるので候補に入ります。非表示の確認が取れていない B の出稿有無は保留のまま、別の日時の再確認を次の記録に回します。

検索以外の接点を足す側が、Targety の指定URLターゲティングです。Targety の広告は、指定した URL のページ上に出るわけではありません。指定 URL と似たサイトを見ている人や関心が近い人(Google が閲覧傾向から推定した層)が、他のサイトや YouTube を見ているときに表示されます。推定の詳しい仕組みを Google は公開していませんが、指定 URL を実際に見た人も対象に含まれえます。さらに Targety は独自の運用で、その中でも購買意向の高いユーザーに寄せて配信しています。掲載先を指定する機能ではなく、指定先を掲載先から除外する機能でもないため、実際の掲載先は Google 側の配信で決まります。

土台は Google 広告のカスタムセグメントです。Google 広告ヘルプでは、URL を入力すると「その URL と類似したウェブサイトを閲覧しているユーザーに広告が表示されるようになります」と説明され、指定した URL に広告が表示されるようになるわけではない、とも注記されています。英語版ヘルプの一覧にはディスプレイ・Gmail・デマンド ジェネレーション・動画のキャンペーンが挙がり、検索キャンペーンのキーワードターゲティングとは別の仕組みです。同じ URL を指定しても、誰に寄せるかで結果は変わります。仕組みの詳細は「競合サイトの訪問者に広告を出す仕組み — Google広告カスタムセグメント×APIで「誰に」「どう」届くのか」を参照してください。

指定した企業に通知や記録は渡らず、広告からターゲティングの内訳は分かりません。広告主が登録するのは URL だけで、対象ユーザーの組成は Google 広告の内部で行われ、広告主は指定先の訪問者データを受け取りません。広告文に競合の社名やロゴを出すことは商標・景品表示法の問題になりうるため避けてください。健康状態・経済的困難・宗教などのデリケートな内容に基づくターゲティングはできません。制限されるのは業種そのものではなく訴求内容と対象の組み方で、最終判断は Google の審査です。

検索広告の増額と指定URLターゲティングは、どう使い分けるのか?

答え: 広告の表示機会を逃している理由が予算か広告ランクかを分け、自社の獲得効率と検索需要の推移を見てから決めます。重複率の高さは需要量の指標ではないため、「競合が強いから増額」「重複率が高いから別施策」とは判断しません。

  1. 損失率の内訳を見る。自社の検索キャンペーンの掲載結果表で、検索広告のインプレッション シェア損失率(予算)と同(ランク)を確認します。予算による損失率はキャンペーン単位でのみ確認でき、広告グループのレポートには出ません。上部に出られなかった機会を見るときは、上部インプレッション シェア損失率(予算)と同(ランク)を使います。予算が原因の損失が大きく、CPA や CVR が目標内なら、増額が先の候補です。
  2. 広告ランクが原因なら、増額の前に広告側を見直す。ランクによる損失が大きい場合、入札単価の引き上げだけでなく、広告文とランディングページの関連性の改善を先に検討します。上部掲載率が高い競合がいても、この段階では別施策に移りません。
  3. 検索需要と効率の頭打ちを確かめる。現在の対象語句・地域・配信設定で、月間平均検索ボリュームが横ばい、損失率が小さく、増額しても CPA が悪化するなら、増額だけで伸ばす余地は小さい可能性があります。対象語句の追加や入札設定の確認を済ませたうえで、検索以外の接点を足す選択肢として指定URLターゲティングが候補になります。CPA の悪化を需要の頭打ちと結び付ける前に、入札戦略の変更や学習、Google 側のシステム更新による一時的な変動も確認します。Google は 2026 年 8 月 17 日から予算で制限されたキャンペーンの入札システムを更新し、目標 CPA・目標 ROAS を使うキャンペーンではパフォーマンスとトラフィックが一時的に変動することがあると案内しています。
損失率の内訳、広告側の見直し、需要と効率の順に確かめ、増額で伸びる余地が小さい時に指定URLターゲティングを候補にする分岐図。
図2: 調査結果から判断へ進む分岐。損失率の内訳と効率を見てから、増額か検索以外の接点かを選ぶ
観点 検索広告の増額・見直し 指定URLターゲティング(Targety)
起点 検索キーワード 競合サイト・比較サイト・業界メディアの URL
届く相手 いま検索している人 URL に関心が近いと推定された層(検索の前後は問わない)
配信面 Google 検索結果 Google ディスプレイネットワークのサイト・アプリと YouTube
競合との関係 同じオークションで入札が重なる 検索広告の枠とは別の配信面
料金の形 入札による変動 月額固定制(クリック課金ではない)
結果の見方 キーワード別 指定 URL 別に、自社サイトでの読了まで比べられる

向くのは、検索広告の成果は良いものの件数が伸びない企業や、リターゲティングだけでは母数が頭打ちになっている企業です。指定できる URL が業界に見当たらない企業や、すぐに結果を判断したい企業には向きません。全体像は「指定URLターゲティングとは?仕組み・従来手法との違い・向く企業を公式が解説」にまとめています。

Targety のレポートは、指定 URL ごとに表示・クリック・読了を並べます。読了は、広告主が自社サイトに設置した Targety タグで測る自社ページ上の行動で、指定先のページでの閲覧を測るものではありません。読了はエリアMax と CVブーストで使えます。CV の計測は CVブーストで標準です。エリアMax での扱いは運営に確認してください。

指定 URL 別の数字は、その URL を手がかりに推定された層への配信の反応で、その層の検討段階や優劣を示すものではありません。「A の URL の読了が多いから A の層に訴求が合う」とは結論せず、広告・遷移先・期間・読了条件をそろえ、表示やクリックに対する割合で見ます。検索広告枠での入札競争とは別の接点を持つ考え方は「Web広告で競争優位性を確立する方法|入札競争を抜け、検索の手前で接点を持つ」で説明しています。

競合や比較サイトの URL をどう選ぶか迷う段階なら、候補表を持ってお問い合わせください。運用チームが整理をお手伝いします。 URL 候補の選び方を相談する

出稿状況の調査から Targety の設定までは、どう進めるのか?

答え: 調査で得た競合・比較サイトの URL を候補表に整理し、Targety ではユーザー登録 → プロジェクト作成 → 入稿・掲載申請の 3 段階で進めます。配信が始まったら約 2 週間(読了・CV を見るなら 2〜4 週間)は URL を動かさず、URL 別レポートを読んでから入れ替えます。

  1. 候補の URL を整理する。記録表に残したリンク先、オークション分析に並んだドメインの料金・事例ページ、比較サイトのカテゴリページを書き出し、「誰が見ているページか」を一文で書けるかで絞ります。utm_ などの計測用パラメータは外し、商品 ID など外すと別ページになるパラメータは残します。
  2. ユーザー登録とプロジェクト作成。プランを選び、URL・エリア・属性を設定します。プランごとの違いと上限は料金プランで確認してください。登録した URL は契約中いつでも追加・変更でき、反映は通常 1〜2 営業日です。
  3. 入稿・掲載申請。見出し・説明文・画像・ロゴを入れ、掲載申請します。広告は 2〜5 本で比べるのが推奨で、広告文に競合の社名やロゴは入れません。
  4. タグを置いて読了を比べる。読了を URL 別に比べるには、Targety タグをサイト全ページの head に置き、読了計測に対応したプランで使うなど条件がそろう必要があります。タグを設置する場合は、サイト訪問者への告知(プライバシーポリシーへの記載など)や必要な同意の取得を広告主が行います(利用規約 第 4 条)。読了の条件と確認点は「Targetyのエンゲージメント計測とは?読了×CVで成果を出す運用ガイド」にまとめています。
広告主は候補 URL の登録と入稿・掲載申請を行い、読了を測る場合はタグ設置と告知も行う。審査と配信は Google と運営側で進む。
図3: 調査から配信までの 4 段階。広告主の作業は左の 2 段階で、読了を測る場合はタグ設置と告知が加わる

入れ替えは少数ずつ行い、変更の記録を残します。観察期間の起点は登録日ではなく配信開始日で、URL を変更した場合は反映日です。

指定 URL の候補は、変える要素を 1 つに絞り、約 2 週間動かさず、割合で比べて少数ずつ入れ替える。
図4: 検証の 1 周。URL を比べる回と訴求を比べる回を分ける

よくあるつまずき

  1. 競合の URL を登録したのに、競合サイト上に自社の広告が出ない。掲載先を指定する機能ではないためで、仕組みは前々節のとおりです。実際の掲載先は Google 側の配信で決まります。
  2. オークション分析を開いたのに、競合のドメインが出てこない。インプレッション シェアが 10% 未満のキーワードや、期間内の掲載データ量が最低基準に届かない場合は表示されません。検索パートナーのデータも含まれないので、期間を広げるか、データの多いキャンペーン単位で開きます。
  3. 配信を始めたのに、URL 別の読了が 0 のまま変わらない。確認は 5 点です。読了計測に対応したプランか、タグがサイト全ページの head にあるか、GTM 経由ならトリガーが「Initialization – All Pages」か。タグの pid がプロジェクトの ID と一致しているか、配信方式が読了になっているか、を順に見ます。

始める前に何を確認しておくのか?

  1. 調査の 3 ツールを使い切ったか。透明性センターで広告文と配信実績、オークション分析で重なり、自社キャンペーンの掲載結果表で損失率の内訳(予算はキャンペーン単位)、プレビューと診断で語句ごとの並びを確認し、記録表に残します。
  2. 候補 URL を「誰が見ているページか」で一文にできるか。書けない URL や自社の顧客像と違う URL は外し、料金・事例・比較のページを含めます。
  3. 検証の設計を 1 変数にしたか。指定 URL を比べる検証では広告と遷移先を、訴求を比べる検証では指定 URL を固定し、期間と読了条件もそろえます。
  4. タグとポリシーの準備があるか。読了を見るならタグを全ページの head に置いて告知などの措置を済ませ、候補 URL・広告・遷移先がデリケートな内容に基づくターゲティングに当たらないかを確認します。

よくあるご質問

Q. 競合の検索広告の予算や広告費は調べられますか?

日本向けの通常の商業広告では、広告の透明性センターにもオークション分析にも支出額の項目はありません。政治広告など、別枠の透明性レポートの対象になる広告は例外です。

Q. 競合の URL を Targety に登録すると、相手に通知されますか?

指定された企業に通知や記録は渡りません。広告からターゲティングの内訳も分からないと公式解説で説明しています。広告文に競合の社名やロゴは出さないでください。

Q. 指定した URL のページ上に自社の広告が出ますか?

指定 URL 上に出す機能ではありません。指定 URL と関心が近いと推定された層が、他のサイトや YouTube を見ているときに表示されます。実際の掲載先は Google 側の配信で決まります。

Q. CV まで指定 URL 別に比べられますか?

比べられます。CV の計測は CVブーストで標準で、エリアMax での扱いは運営に確認してください。管理画面の「カスタマイズ」で CV を定義し、タグを全ページに置き、レポート上部で CV 名を選ぶと指定 URL 別に見られます。

指定URLターゲティングの全体像は「指定URLターゲティングとは?仕組み・従来手法との違い・向く企業を公式が解説」でまとめています。競合の出稿状況を踏まえた URL 候補のご相談は、お問い合わせからお寄せください。

設定手順と確認事項まで読み終えた方へ。社内で共有するときの説明資料として、仕組みと始め方をまとめています。

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